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アイスハート

あの時、凍った私の心。炉心溶融、人を愛す心はいつ溶るのか。傷だらけの一片氷心の日常。

チャリンコの語源に関する宗教論争とケッタマシーンについて

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私の会社は全国各地の地方出身者が集まっており、みな標準語で話すものの、それでも方言がポロッと聞こえてくる事が稀に良く有ります。

先日、上司と他愛の無い話しをしていた時の事です。

始まりは全然別の方言でしたが、話があらぬ方向へ発展していき、チャリ(つまり自転車)の俗称についてちょっとした論争になったため、記事にしたいと思います。

後から思うと、実にくだらない議論でしたが、Googleで検索してみても当り障りのない記事しかなかったので。

はじめに断っておきますが、『きのこの山』派と『たけのこの里』派の派閥戦争ほど、激化した話しではありません。

上司「チャリンコの語源は、自転車のベルから」

まず、私の上司の意見。チャリンコの語源は自転車のベルの音が「チャリンチャリン」だから。

私の反論

  • 自転車のベルの音はむしろ「チリンチリン」
  • 発明初期の自転車にベルが搭載されていたとは思えない
  • ベルよりもパフパフラッパの方が歴史が古いのでは
  • ベルが主体で自転車のエッセンスが無い
  • 「ンコ」とは

上司の反論

  • ベル以外に考えられる素材が無い
  • 「ンコ」とは「江戸っ子」のような日本固有の語尾

私『チャリンコの語源は、朝鮮語のチャジョンゴ』

私の意見。以前にひょんなことから調べた時に、これで納得していたのです。

上司の反論

  • 自転車を発明した国はドイツ
  • 日本の俗語が朝鮮に伝来したのでは

私の反論

  • そんなことより、そろそろ仕事に戻りませんか?

違ったベクトルから双方納得の元、南北が緊張した宗教論争も、敢え無く幕引きとなりました。

この時の私はサラリーマンの鏡だったと思います。

念のため、調べてみました。

  1. チャリンコとは子供のスリのことである。この意味では江戸時代から使われていたが、現在は[2]が主流となり、この意味は認知度自体低い。
  2. チャリンコとは自転車のこと。1970年代以降、東海地方を除き(東海エリアではケッタと言う)、全国的にこの意味で浸透している。チャリンコの語源は自転車のベル音「チャリン」からきたとする説、朝鮮語で自転車を意味するチャジョンゴからきたとする説、また二つが合わさって出来たとする説がある。[1]からきたという説もあるが、関連性が薄く、俗説と思われる。
    チャリと略される他、ちゃりきといった変形も使われる。
    【出典】チャリンコ(ちゃりんこ) - 日本語俗語辞書

新しい説が出てきましたが、結局は結論があいまいな俗語のようです。

どちらを支持するかは、時に政治的であり、時に宗教的でもあります。やんごとない事情で中立、という立場もありだと思います。

ケッタマシーンの語源について

私は三重県出身で、自転車の事は「チャリ」とも「ケッタ」とも呼んでいました。

しかし、「ケッタ」というのは東海地方でしか通用しない方言らしく、口を滑らせてはよく突っ込みが入ったものです。

これは「蹴った」が語源なのでは?という意見が同じ上司からあったのですが、これには少し納得です。例に習って調べてみたのですが、どうやら他に通説が無いようです。

では何故「マシーン」を付けるのか。

こればかりは、大学生が「っうぇーい!」をいたずらに連発する、若者の感性の問題だと思います。もちろん、成熟した大人は「マシーン」を付けることはありません。私の経験から、年少者の男子が顕著に使うものと思っています。

男は誰でも機械が大好きな本能が内在しているので、響きも良いので最初に「マシーン」を付けて「ケッタマシーン」と呼んだ人は、以外と大昔の少年だったのかもしれません。

【まとめ】宗教論争に結論はない

「仕事中に一体何をやっているのだ」と世間の企業戦士から、怒られそうです。

しかし、時には部長も交えてこんな他愛の無い話しをしたりしているので、私の会社は色々と緩いのかもしれません。これでクビになるのであれば、それもまた本望です。

それはさておき、結局結論は出ませんでした。

何気なく書きだした記事だったのですが、気がついたら2000文字になっています。これからもたまには、こういう他愛の無い記事も書きたいなぁと思っています。

全ての方言と俗語に愛を込めて。

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