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アイスハート

あの時、凍った私の心。炉心溶融、人を愛す心はいつ溶るのか。傷だらけの一片氷心の日常。

『トラベラーズノート』で日常という名の旅を記録する

文房具 文房具-トラベラーズノート

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2016年のハロウィンを迎え、私もかれこれ30歳という齢(よわい)を迎えました。

ちょっと昔だったと想っていた大学生にして若造だった20歳のあの日々は、かれこれ10年もの前であることを考えますと、時の流れの早さはなんと残酷で、なんと優しいのかと感じる今日この頃です。

あと何年生きられるか分からない泡沫の人生ですが、時を経るにつれて感じる事は、長く使える物こそ愛すべき道具(ツール)であるという想いです。

手帳ジプシーになる気は毛頭ございませんが、今般、かなり前から気になって仕方が無かった『トラベラーズノート』を購入するに至りましたので、ここに記録を残します。

愛すべきシステム手帳はもっぱら仕事用

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左は私の戦友であるシステム手帳(バイブルサイズ)、右が今回購入したトラベラーズノート。単純比較ではトラベラーズノートの方がだいぶ大きく見えますが、いざ手にしてみると、7インチのタブレット端末感覚で、それほど気にならないサイズです。

私が愛用している手帳はシステム手帳ですが、その用途は人生の大半を過ごす仕事の、膨大な業務スケジュールと、溢れんばかりのタスクを管理するためのツールに始終しております。仕事の苦楽を今でも供にしているため、非常に愛着のある逸品です。

1枚単位で自由自在にリフィルの入れ替えができる拡張性のおかげで、忙しさすらも楽しみに変えてくれるシステム手帳は、今では私にとって欠かすことのできない存在です。

ですが、仕事は人生の目的ではなく、仕事は人生の彩りを豊かにするための手段に過ぎません

プライベートが充実しいている人生とは言いがたい30年を過ごしてきた私ですが、モノクロに反転するプライベートの色彩を取り戻すには、まだ「時すでに遅し」と判断するには早すぎると最近よく想うのです。

プライベートを記録するためのノートが欲しかった

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どこか遠くへ行きなさい。仕事が小さく見えてきて、もっと全体がよく眺められるようになります。不調和やアンバランスがもっとよく見えてきます。
【名言】レオナルド・ダ・ヴィンチ

仕事もプライベートも一括管理すると捗る、というような本を読んだ事があります。

管理をノート1冊に一括管理する事は、ある側面ではランニングコストや気付きという点において有用である事は否定しません。

しかし、仕事の事なんて忘れて、思いっきり羽を伸ばしたい時が誰にでもある訳です。そういう仕事とは切り離された時間こそ、大切にすべき瞬間なのです。枝切られる都会では両手を伸ばせません。

「旅に出たくなる」というコンセプトに惚れた

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使い込むほどに味と風合いが高まる革素材のカバーと、書きやすさに徹したシンプルなノート。手にとって旅にでたくなる、そんなノートを目指しました。旅の途中、ふと立ち寄ったカフェで感じたこと、思いついたことを気ままに書き留めてください。それが、あなたにとって貴重な財産になるはずです。また、このノートを携えて歩くことで、日常を旅するような気持ちで過ごしてみてください。っまいに地見ている景色の中に新しい顔を見つけられるかもしれません。
【出典】トラベラーズノート本体の「のし紙」より

本体に付属している「のし紙」に込められたメッセージがすごく良い。

有給消化さえままならない私たちにとって、「旅」は憧れの存在であり、そのハードルはひどく高いと感じます。(少なくとも、私はそうです。)「日常を旅に形容して過ごそう」というコンセプトは、様々なアウトドア・コンプレックスを抱える私にとって、脳天をバーベルのようなもので殴りつけられるかのような衝撃でした。

そして、私が選んだカバーの色は「ブラウン」です。他にも「ブラック」と「キャメル」が定番品として用意されています。

革の経年変化を楽しむには「キャメル」を選んだ方が良さそうだと考えたのですが、システム手帳とレザーロールペンケースが同じくキャメル色でしたので、敢えて「ブラウン」を選びました。

革製品の醍醐味の一つに、使うことで表情を変える経年変化が有りますので、これから長年使い込むうちにどう変化していくのかとても楽しみです。

豊富なリフィルで実現するカスタマイズが魅力的

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少々話しが逸れましたが、ノート単位でリフィルを足したり交換したりというスタイルは、ドイツ製のハンドメイドシステム手帳『X47』にも似た魅力を感じます。

そういう意味では、システム手帳が好きな私にとって、カスタマイズの余地がたくさん用意されたトラベラーズノートは相性がバッチリだと思う訳です。

カバー本体の値段も、私の使用しているシステム手帳『ロロマクラシック』と比較するとまだ安い方ではありますが、なかなか味わいのあるアンティーク感のある作りになっています。

また、リフィルは公式のものであっても、1冊400円程度と気兼ねなく買える価格設定なのも、結構ケチな私にはありがたいポイントです。

このノートは私を旅へと誘ってくれるのだろうか

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よい1日にすることは、悪い1日にすることと同じくらい簡単
 私の祖母は女子学生クラブにいて、少し嫌みな女性だったらしい。ある日、別の女子生徒が祖母に向かって丁寧にしかし断固とした口調でこう言った。「よい1日にすることは、悪い1日にすることと同じくらい簡単なのよ」と。
 これは常に正しいわけではないが、祖母はこの言葉で物事の見方が変わったと言った。私は祖母が昔、意地悪な女性だったとは考えられない。祖母は決して罵ったりしないし、いつも優しかった。だが、祖母によるとこの言葉で彼女の人生が変わったそうだ。
【出典】人生観が変わる瞬間。ネット上でシェアされ続けている21人の体験メッセージ : カラパイア

私たちの誰しもが平等に与えられたものは、24時間という刻みとその積み重ねです。どのように時間を過ごし、後から過ぎた日々に納得をして自己を肯定していくためには、日々の記録が欠かせません。

日記を書く事は良い習慣だと言うことは昔から言われていることでして、気取ることなく想うままに記録を残す事は、単純に気持ちの良いことです。

私はよく見た目から「フットワークが軽そう」と言われるのですが、実際はそうではありません。平日は朝から晩まで仕事、休日は基本自宅の引きこもっています。

そして「せっかくの休日をこんな風に自宅だけで過ごしていいのか」、「そのうちあっという間に時は過ぎて後になってから絶対に後悔するぞ」と、最近になって強い焦りを感じています。

もっと見たことの無い風景を見たい、せっかく足があるのだから行けるところまで行ってみたい。トラベラーズノートを手にした私は果たして旅に出られるのでしょうか。これがもっと遠くへ行くためのキッカケの一つになれば良いなと思う次第です。

前述の通り、カスタマイズという拡張性もシステム手帳並みに豊富ですので、これから世界に一つだけの自分専用のトラベラーズノートに育てていくことが今は楽しみで仕方がありません。

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