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あの時、凍った私の心。炉心溶融、人を愛す心はいつ溶るのか。傷だらけの一片氷心の日常。

突発性難聴を疑って病院へ行ったら急性低音障害型感音難聴と診断された話し

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つい先日、本当に突然のことでした。

これまで何一つ疑う事なく、正常稼働していた耳という器官が狂い始め、当たり前だった聴くという行為そのものに疑いを持つようになってしまいました。

始めにお断りしておきますが、これは個人の体験記の一つに過ぎません。筆者は医療関係者では全くありません。

万が一、「急性低音障害型感音難聴」や「突発性難聴」などのキーワードによる検索から治療方法を求めて当ブログに行き着いた方にお伝えしたい事は、迷うよりもまず先に病院(耳鼻科)へ行きましょうという事です。

突然周囲の音が静かになった

はじめに明らかな違和感を覚えたのは仕事時間中のことで、ふと周囲が変に静かである事に気がつきました。

私の職場は1フロアに100人近くが常駐しており、おおよそ静寂を知らない騒がしい職場で、コアタイムに静けさを感じる事はとても珍しい事でした。

ちょうど繁忙期に差し掛かっていたため、はじめは単に疲れているだけだろうと思ったのですが、耳の周りを覆い続ける違和感は、これまでの人生で初めてのものでした。

  • 見えない手で耳を覆われている感覚
  • 水の中にいるような、ぼんやりとした音
  • トンネルの中にいるような、気持ち悪い閉塞感
  • 飛行機やエレベーターで高い場所へ行った時に感じる、耳が詰まる感覚

うまく例えられませんが、これらが四六時中続くようなイメージです。

電話で顧客と会話するシーンが多い仕事ですので、耳の病気であれば仕事に支障が出てしまいます。

そのため、自覚症状を感じたその日のうちに病院に行こうと思ったのですが、職場付近の病院はその日は休診日だったため、その時は週末まで待ってから病院に行こうかと軽く考えていました。

ファミレスの喧騒が奏でる不協和音

自覚症状を感じたその日の夕食は、帰り道の途中にあるファミレス(サイゼリヤ)で済ませることにしました。

駅の近くにあるからか、22時近くだというのに深夜近くの店内はまだまだ活気に満ちており、老若男女の声が行き交う、悪く言えば喫茶店以上動物園未満の非常に騒がしい状態でした。

ファミレスが騒がしいのは別に珍しい事ではありません。

ただ唯一、いつもと違ったのは、私がその喧騒からとても耐えきれないほどの不協和音を耳に感じている、という事でした。

耳がおかしくなっている事について疑いの余地はありませんでした。

突発性難聴の疑い

Evernoteへのメモがてら*1、Twitterで症状をつぶやいたところ、突発性難聴の疑いをいくつか頂戴しました。

(個別にリプライさせて頂きましたが、私のくだらないツイートに対して暖かい助言をくださったフォロワー様には、改めて御礼申し上げます。)

さっそくGoogle大先生で調べてみると、突発性難聴の症例が自覚症状と非常に似ており、また「早期の医療機関の受診が必要」とのことだったので、慌てて翌日、病院へ行くことに。

淡い期待も虚しく、翌日になっても症状は治らず

一晩ぐっすり眠れば、もしかしたら翌日にはすっかり治っているか、それとも劇的に改善しているかもと淡い期待があったのですが、起床直後に「ああ、やっぱり駄目だ」と一瞬で分かるような状態でした。

むしろ、悪化しているかもしれないと思うほど、朝の静寂な空間には、多くの違和感が爪痕を残しているのでした。

これはいよいよマズいという事で、近所で一番評判の良い*2耳鼻咽喉科病院へ行くことに。

自分の症状をどう表現すれば良いのか分からなかったため、病院で渡された問診票には「インターネットで調べた突発性難聴の症例に似た症状がある」と記入してみました。

この日はたまたま鼻の調子も悪かったからか、診察室で最初に医師の先生に言われたのは、私の耳の違和感は鼻炎からくるものであり、突発性難聴の可能性は考えにくい、というものでした。

健康であるに越した事はないため少しホッとしたものの、ふと前日は鼻炎状態ではなかったとボヤいたところ、念のためという事で聴力検査と血液検査まで続けて受診することになりました。

診察の結果は急性低音障害型感音難聴と耳管狭窄症のダブルパンチ

診察の結果は突発性難聴ではありませんでしたが、耳要因で急性低音障害型感音難聴と鼻要因で耳管狭窄症という2つの症状が併発している、いわゆるダブルパンチの状態でした。

鼻要因の耳管狭窄症の方は、鼻炎からこれまでにも何度か経験しているので大した事ではなさそうです。問題は耳要因の急性低音障害型感音難聴という聞きなれない症状の方です。

急性低音障害型感音難聴(きゅうせいていおんしょうがいがたかんおんなんちょう、acute low-tone sensorineural hearing loss :ALHL )とは低音域の聴覚障害を呈する難聴の一種である。ストレスや疲労が発症の誘因になること、症状を反復しやすいこと、比較的難聴の予後が良好なことなどがALHLの特徴とされている。
【出典】Wikipediaより

医師曰く、原因はストレスや睡眠不足などが考えられるとのことでした。

どちらにも心当たりがあります。というか、現代人なら誰もが抱える課題ではないでしょうか。

「良質な睡眠とストレスの少ない生活を」というアドバイスでしたが、現役世代の現代人にそれはちょっと難しそうです。そういう意味では、私のような何の変哲もないサラリーマンに発症するくらいなので、現代人なら誰しも発症しうる病気とも言えそうです。

また、この急性低音障害型漢音難聴を放置して拗らせると、メニエール病というかなりしんどい病気に発展してしまうという事で、割とシャレにならない病気だそうです。恐ろしいですね。

ちなみに、20代〜30代の若い女性に多いそうですが、私は30代になりたての男性ですので、性別も関係無いかもしれません。

現在は処方薬で治療中

まずは3週間、処方された薬で治療をしていこう、との事でした。

処方された薬はイソバイドシロップ、アデホスコーワ顆粒、セチリジン塩酸塩錠の3種でした。Wikipediaの急性低音障害型感音難聴の治療方針項目にも記載されていますが、イソソルビド(イソバイド)はシロップを謳っているのに不味いです。良薬口に苦しとは、よく言ったものですね。

そんな訳で、薬を飲み始めてからは症状がかなり軽くなった気がします。それでも、トンネルの中に居るような違和感は少なからず残っています。

これまで特に大きな病気にかかったことのない人生でしたので、3週間と言うとビックリしてしまうような治療期間ですが、気長にこの難聴と付き合っていきたいと思います。それにしても30代を迎えた途端に、体の節々にガタが来まして、何だかなぁと思う日常です。

最後に

最後に冒頭からの繰り返しになりますが、少しでも違和感を覚えたのであれば、まずは病院に行きましょう。

私も昔はよく口にしていたのですが、「時間が無い」とか「お金がかかるから」とか、そんな言い訳で病院に行くことを先延ばしにするのは止めましょう。そんな事は長い人生の中では大した問題ではありません。

心と体は、人生におけるたった一つしかない資本です。自分をもっと大切にしましょう。

*1:私は自分のツイートをツイエバというWEBサービスを利用してEvernoteに記録しています。

*2:Googleの口コミ調べ

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