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あの時、凍った私の心。炉心溶融、人を愛す心はいつ溶るのか。傷だらけの一片氷心の日常。

手書きの家計簿をマネーフォワードに移行。手書き家計簿とメリット・デメリットを比較します

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当ブログを開設した頃、手書きの家計簿を礼讃する記事をいくつか書きました。

実際に手書きの家計簿を付ける事で、多くのお金を貯蓄に回す事に成功しましたが、密かに家計簿管理をマネーフォワード(MoneyForward)へ移行してから、早6ヶ月が経過しました。

手書きとマネーフォワードそれぞれのメリットとデメリットを感じたままに記事に致しましたので、これから家計簿の習慣を付けようと考えている方へ、1つでも参考になれば幸いです。

前半に「手書きの家計簿」のメリット・デメリット、後半は「マネーフォワード」のメリット・デメリットを記載しています。

手書き家計簿のメリット

  1. 金銭感覚が強くなる
  2. 節約思考が働きやすい

1.金銭感覚が強くなる

これについては、一つ記事を書いています。

手書きで家計簿をつける事であらゆる支出金額を目にするため、感覚的な話しで恐縮ですが、かなりの金銭感覚が身につきます。

浪費家の場合は、まず手書きの家計簿を毎日必ず付ける事で、確実に家計管理に強くなり、お金が貯まる様になります。

2.節約思考が働きやすい

お金が貯まりやすい人の特徴は、必ずしも高収入である事とは限りません。むしろ、お金に余裕がある人の方が、支出をあまり気にしなくなり、お金に対して無頓着になる傾向がある様です。

では、同じ収入の中で確実にお金を貯めるのであれば、支出の見直しが絶対です。ちょっとした買い物の積み重ねが、結果として大きな支出になっている事も多々あります。

例えば1回の食事で1000円払う事が高いと思う一方で、Tシャツ1枚が1000円だと安いと思って考えなしに買ってしまうなど、同じ対価であるにも関わらず、時として支出の対象が異なる場合、無条件に思考停止状態になってしまう事もあります。

前述の通り、手書きで金銭感覚を養われると、全く別の支出同士を比較する思考が働くため、結果として節約に繋がります。

手書き家計簿のデメリット

  1. 手書きが面倒で継続しづらい
  2. 家計以外の管理には不向き

1.手書きが面倒で継続しづらい

本末店頭ではありますが手書き故の弱点は、面倒であり、その結果続きにくい、という点にあると思います。

私の場合ですと仕事柄、県外へ宿泊を伴う出張が非常に多いため、家計簿そのものを持っていく事を思わず失念してしまうと、数日間どんぶり勘定にならざるをえず、結果として自宅に帰った際にざっくり書く、という事も多々ありました。

また、友人などが部屋に遊びに来ると、友人を放っておいて家計簿を書く事もためらわれます。それに、大ぴらに書いていると、ほぼ必ず家計簿を見られる事になりますし、あまり自分の家計簿を人に見られる事も気持ちい良いとは言い難いです。

2.家計以外の管理には不向き

例えば毎月一定額の中から家計をやりくりするのであれば、手書きの家計簿ほど便利なものはありません。

しかし、クレジットカードを利用した時の家計簿上の扱い方や、ポイントカードからの支払など、現金以外の支出の記帳にはルールを設ける必要があるため、この点はなかなか汎用的とは言い難いのが本音です。

また、証券口座等、日々変動する金融資産の管理には不向きです。家計簿の文字通り、家計の管理だけであれば全く問題ありません。ただ、私は毎月の収入の中から一定額を投資に回しているため、手書きの家計簿には正直、限界を感じていました。

マネーフォワードのメリット

巷で大流行のFinTech(フィンテック)というキーワードにかかるサービスで、個人が甘受できるものの代表格がマネーフォワードです。

  1. 家計簿入力も、家計簿閲覧もスマホ1本で解決
  2. 電子マネーの家計簿記帳が手間いらず
  3. 複数の金融機関登録で統合資産管理

1.家計簿入力も、家計簿閲覧もスマホ1本で解決

手書きのデメリットを1番補ってくれるのが、スマホ1本で解決する記帳入力です。

支払が確定するたびにポケットからスマホを取り出し、素早く入力するだけで記帳が完了するため、これまでの手書きの家計簿のように、自宅に帰ったら1日の支出を一つ一つ手書きする必要がなく、余った時間の有効活用が可能になりました。

また、楽=続けやすいので、なかなか家計簿習慣が継続できない人は、思い切って家計簿アプリを試して見るのも一つの手段です。

2.電子マネーの家計簿記帳が手間いらず

私の利用頻度が高いEdyやIDなどの電子マネーはWEB連携が可能になっています。

自分の家計簿の反映まで数日のタイムラグ(Edy:1〜2日くらい、ID:2〜3日くらい)があるものの、利用しても手動で記帳する必要が無いため、非常に便利です。

一番利用頻度の高いSuicaは、残念ながらWEB連携できない様ですが、こちらは現金とは別の財布として管理しており、チャージを行った際は実際の現金からの振替記帳なども行えるため、かなり使い手の事を考えた作り込みに好感が持てます。

3.複数の金融機関登録で統合資産管理

前述の通り私は趣味で投資も行っているため、保有している金融資産は、国債・投資信託・個別株式・確定拠出年金(401K)など、多岐に渡ります。

従来は、気になった時にそれぞれの金融機関ホームページでWEB明細を閲覧し、残高を確認してエクセルでちまちまとレポートを作成したり、手書き家計簿に無理やり記帳したり苦労して工夫を重ねていたのですが、非常に手間でした。

しかし、マネーフォワードでは複数の金融機関の明細をプレミアム会員なら1クリックで一度に取得できるため、ちまちまとエクセルで表を作る事はアセット・アロケーション(資産配分)の見直し時以外には無くなりました。

マネーフォワードのデメリット

  1. 楽が故に、金銭感覚が確実に弱くなる
  2. 無料会員は機能に制約があって不便
  3. プレミアム会員の月額料金が高い

1.楽が故に、金銭感覚が確実に弱くなる

刺激的なエントリーを発見しました。私も概ね同意です。

手書きの家計簿は面倒である点を除けばメリットがたくさんあります。しかし、それらのメリットがマネーフォワードを利用すると、そのまま結果としてデメリットとなります。

その代表が金銭感覚に弱くなるという事かと。

2.無料会員は機能に制約があって不便

機能 無料会員 有料会員
連携金融機関 10まで 11以上
最新情報の更新 1つ1つ手動 1クリックで全取得
自動家計簿診断 無し 有り
広告 表示 非表示
資産推移グラフ 無し 有り

無料会員とプレミアム(有料)会員の細かな違いは公式ページをご覧いただくとして、プレミアム会員として恩恵を受けられている感のある項目をざっと抜粋してみました。

複数の金融機関を利用していない人にとっては、無料会員で十分に見えますが、この金融機関という項目が曲者で分かりにくく、クレジットカードや電子マネー、楽天やAmazonなどのネット通販の管理もこの「金融機関」という項目に該当します。

故に、ネット銀行やネットサービス等、複数の連携項目が必要な場合はこれだけでも無料会員は選択肢から外れる事になります。

ちなみに、プレミアム会員の場合、他にも「専門家のアドバイス」が受けられるらしいのですが、私は全く利用していません。

それと、有料会員ではバナー広告は確かに表示されないのですが、PR記事が多々掲載されています。また、ロボアドバイザーなる胡散臭いサービスにリンクが貼られていたりと、ある程度の金融リテラシが無ければサービスとは別の地雷が随所に放り込まれている様に見受けられます。

3.プレミアム会員の月額料金が高い

とは言いつつ、利用する以上、現実的な選択肢は有料会員な訳ですが月額料金(500円/月:2016年7月現在)は安くありません。1年払えば焼肉が1回食べに行けちゃいますね。

平均して2万円の家計改善に役立ったという謳い文句がありますが、正直人それぞれだろうと思います。

手書きの家計簿では、私が愛用していた無印良品の家計簿なら1冊100円で毎日書いても3ヶ月は余裕で使えますし、家計改善も手書きの頃の方が正直良かったであろう、というのが正直な感想です。

とは言いつつ、全くメリットが無いサービスではありませんので、無料で試してみて効果を実感できないならば手書きを選ぶべきですし、無料で十分ならば課金せずに無料版を使い続けるのも全然アリです。

【まとめ】初心者は手書き/中級者以上はマネーフォワード

という訳で、手書きとマネーフォワードそれぞれのメリット・デメリットをつらつらと書いてみました。

マネーフォワードを手放しに礼讃するのではなく、なるべく中立的な立場で、良い点と悪い点を挙げたつもりです。

総括すると、家計管理は手書きに勝るものは無いと考えます。ただし、私の様に金融資産全体を総括管理したかったり、手軽な家計簿記帳を優先するのであれば、現状の家計簿アプリの中ではマネーフォワードが突出している印象です。

現在、マネーフォワード社はFinTechの代表格として、ネット銀行以外にも主要な地方銀行との業務提携を強化しています。正に時代に乗り、飛ぶ鳥を落とす勢いという表現がぴったりです。

これからマネーフォワードはより便利になるかもしれませんし、もしかしたら別の会社からより革新的なサービスが開始されるかもしれません。

何はともあれ、便利な時代になったものです。私は今後も継続してマネーフォワードを利用し続けていこうと思います。

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